カート・ローゼンウィンケルがテルアビブのGivatayim Theaterで行ったライブからGiant Stepsをタブ譜付きギタースコアにしました。
Giant Stepsはジョン・コルトレーンが作曲したコルトレーンチェンジの代表曲。
ここでは8コーラスのアドリブを満喫できます。
動画は削除されてしまったようです。
Giant Stepsアドリブ・1コーラス目
アドリブは05:34からはじまります。
アドリブ・1コーラス目の特徴
ドミナントコードではミクソリディアンスケールを中心にしたシンプルな音使いのアドリブです。
Giant Stepsアドリブ・2コーラス目
アドリブ・2コーラス目の特徴
8小節目のFm7-Bb7でのフレージングはBb7を想定した王道のV7-Iリック。
12小節目のF#7ではF#augを使ったフレージングです。
Giant Stepsアドリブ・3コーラス目
アドリブ・3コーラス目の特徴
1小節目はトライアドに9thを加えた音型を使ったフレージング。コルトレーンが使っていることでも有名です。
Giant Stepsアドリブ・4コーラス目
アドリブ・4コーラス目の特徴
4〜6小節目のフレージングはカート・ローゼンウィンケルらしい近代的な音使いです。
Giant Stepsアドリブ・5コーラス目
アドリブ・5コーラス目の特徴
10小節目のAm7-D7ではD7を想定した王道のV7-Iリックです。
Giant Stepsアドリブ・6コーラス目
アドリブ・6コーラス目の特徴
1〜4小節目のようにネック上を横移動させるフレージングが特徴です。
Giant Stepsアドリブ・7コーラス目
アドリブ・7コーラス目の特徴
1〜2小節目はBadd9-Am7-GM7-Bbadd9のアルペジオを使ったフレージングです。
後半はコードを含んだアドリブになっていきます。
Giant Stepsアドリブ・8コーラス目
アドリブ・8コーラス目の特徴
1〜4小節目はトップの音を上昇させていくコードソロ。
5〜6小節目はトップの音を下降させ、9小節目以降は半音で上昇していくコードソロです。
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