Nelson Veras(ネルソン・ヴェラス)のクリニック動画4では、Bm9とCメジャーキーの1625を例に、どうやってハーモーニーを発展させていくかの実例が学べます。
メシアンモードを絶妙に取り入れた高度なハーモニーを体感してみてください。
Bm9コードの発展方法
【0:00〜】
コードの構成を意識しつつ、メロディアスになることを意識して演奏している。
0:48~
Bm9からここまで発展させられるのは、メシアンモードの影響も多大にありそうです。
1625を使った発展方法
キーCメジャーの1625、CMa7-Am7-Dm7-G7を使った発展方法です。
【1:06~】
基本のハーモニー
【1:16~】
ネルソンヴェラス流ハーモニー(ネルソンが想定したであろうコードネームを推測で記譜しています。)
同じコードを繰り返し弾くのではなく、常に違うコードを弾くようにしている。よく使うギターコードは意図的にさけることもある。
1:42〜
ギターでコードを弾く場合、どうしても弾きやすいフォームや慣れ親しんだフォームを選びがちです。
ネルソンのように、あえて毎回違うコードを弾くようにすることで、ボイシングの選択肢やハーモニーの選択肢を広げることができます。また音楽理論ではアボイドとされている音、IMa7での#9thやIIm7でのb13thなどを平然と取り入れています。
理論にとらわれず自分がカッコいいと思う音を突き詰めていく、それこそがアーティストへの第一歩ではないかと考えさせられる動画でした。
まさに音楽に正解はなし。ぜひ練習に取り入れて自分の音楽の新たな可能性を探求してみてください。
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