Tim Millerが提唱する2音-1音-2音-1音で弾く通称2-1-2-1アルペジオは、スケールを新鮮に響かせる画期的な奏法です。
ハイブリッド・ピッキングと組み合わせることで高速なフレージングも可能。
ここでは2-1-2-1アルペジオをジャズブルースに適応させる方法をティム・ミラーのレッスン動画から紹介します。
使っているスケールはミクソリディアンやオルタードなど一般的なものですが、そのサウンドは全くの別物。
- コンテンポラリーな響きを取り入れたい
- アルペジオを速く弾きたい
- 何か新しいアイデアが欲しい
といった要望に応えることができるレッスン動画です。
2-1-2-1アルペジオを取り入れて、演奏の幅を広げてみてください。
Fのジャズブルースで使える2-1-2-1アルペジオ
この動画ではティムミラーが各コードで使っている2-1-2-1アルペジオの基本形が学べます(基礎内容はTim Miller(ティム・ミラー)から学ぶハイブリッド・ピッキングで紹介しています)。
F9
Fミクソリディアンスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
Bb13
Bbミクソリディアンスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
1つ目はストレッチフォームを使ったパターン。2つ目はポジション内のパターンです。
Bb7の代理コード、Dm7(b5)のアルペジを使ったパターン。
F7(#9)
Fオルタードスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。D7(#9)、C7(#9)でも同じパターンを平行移動して使っています。
D7(#9)
Dオルタードスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
Gm11
Gマイナーペンタトニックスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
Gドリアンスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
C7(#9)
Cオルタードスケールを使った2-1-2-1アルペジオ。
ティム・ミラーのジャズブルース実演
上記で紹介した2-1-2-1アルペジオを使った実演動画です。
1コラース目は各2-1-2-1アルペジオの響きを確認するための基礎練習。2コーラス目から怒涛のアドリブが展開されます。
1コーラス目(0:11〜)
2コーラス目(0:34〜)
3コーラス目(0:54〜)
4コーラス目(1:14〜)
5コーラス目(1:34〜)
ティム・ミラーのレッスン動画フルバージョンは、TrueFireのCreative Arpeggio Designで見ることができます。残念ながら日本語字幕はありませんが、各スケールの実用的な2-1-2-1アルペジオが学べます。
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