ドミナントコードでアウトする3つのアイデア
ドミナントコードが続くときに使えるアウトのアイデアは次の3つ。
- 裏コードを想定する
- ホールトーンスケールを使う
- ディミニッシュスケールを使う
ここではウェイン・ショーター作曲のAdam’s Appleのコード進行を使って、Ab7でのアウト例を紹介します。ぜひ弾きながらアウトを楽しんでみてください。
Adam’s Appleのコード進行

裏コードを想定したアウト
Ab7で使えるスケールはAbミクソリディアンとAbリディアンドミナント。
Abミクソリディアン
Abリディアンb7
Ab7の裏コードD7を想定すると、DミクソリディアンとDリディアンドミナントを使うことができます。
DミクソリディアンをAb7で弾いたときの度数
アウトする音はE、G、A、Bの4音
Dリディアンb7をAb7で弾いたときの度数
アウトする音はE、A、Bの3音。
アウトする音が多い方がアウト感が強いです。
Ab7でD7を想定したアドリブ例


色付けした箇所がD7を想定したアウトです。
ホールトーンスケールを使ったアウト
ホールトーンスケールをドミナントコードで使ったときのアウト音は#5しかありません。
Abホールトーンスケール
しかし、スケールそのものの響きが特徴的だと、アウト音が少なくてもアウトしているように感じさせることができます。
Abホールトーンスケールを使ったアドリブ例


Abミクソリディアンスケールのフレージングしたあとに、ホールトーンスケールを混ぜるのが効果的です。
ディミニッシュスケールを使ったアウト
ディミニッシュスケールも響きが特徴的なスケールです。Ab7でAbディミニッシュスケールを使います。
Abディミニッシュスケール
アウト音はCb、E、Gの3つです。
Abディミニッシュスケールを使ったアドリブ例



演奏動画
アルバム「Adam’s Apple」
Adam’s Appleが収録されているウェイン・ショーターのアルバム「Adam’s Apple」。アウトはしていませんが名曲ぞろいの名盤です。
1967年発売
Wayne Shorter – tenor saxophone
Herbie Hancock – piano
Reggie Workman – bass
Joe Chambers – drums
- Adam’s Apple
- 502 Blues
- El Gaucho
- Footprints
- Teru
- Chief Crazy Horse
- The Collector