コラム

BlueChip Picksはジャズギタリストにおすすめのピックです

ギタリストのジュリアン・ラージが使用していることで有名なBlueChip Picks。

ピック1枚のお値段がなんと約4千円(35ドル)。さらに送料が14ドル25セントかかるのでおよそ5千5百円!

高い、高すぎる。でもどうしても試してみたい!ということで、ジュリアンが使っているモデルとジャズ用のピック計3枚をオーダーしました。

BlueChip Picksの写真

6月12日に発送のメールが来て22日到着。10日で届いたので一般的な配送日数です。

衝撃的な使い心地

まさに衝撃。

ピックを持った瞬間からピタっとくっつく触り心地。

どんなフレーズを弾いてもピックがずれない。かといって力強く握り込む必要もなく、むしろ力を入れないで握ってもピックが固定される凄さ。

また、弦との接触面が加工されているため、なんの抵抗感もなくスーッと弾ける弾き心地。

ジムダンロップのJazzIII(黒)を20年以上使ってきましたが、もう使うことはないくらいBlueChip Pickが良すぎです。

音色はトライアングル型のTPだけはあきらかに違いますが、他はほとんど差がありません。

こうなると弾き心地のいいBlueChipが手放せません。

BlueChip Jazz50

JazzIII

BlueChip TD50

BlueChipTP50

JazzIIIを使っていて気になっていたひっかかり感が一切なくなるBlueChip Pick、最高です。

購入方法

公式オンラインショップにアクセスして欲しいピックをカートに追加して購入します。

BlueChip Picks
BlueChip Pick store, home of the world's best guitar, mandolin, dobro, and banjo picks

ジュリアンが使っているピックは右利き用の加工がされているので、Bevel OptionsがSpeed Bevel Right Handになっていることを確認。

BlueChip Picks TD50の購入画面
左利きの人はleft handを選択します。もちろん無し(Round Bevel)にすることも可能です。

ジュリアンが使っているピック2枚とJazz50を選択するとカート内はこんな感じに。

BlueChip Picksの注文画面
内容を確認して問題なければProceed To Checkoutへ進みます。

仕様変更
2019年、Jazz50はSpeed Bevel Right Handのオプションがなくなりました。
BlueChip Picks Jazz50の購入画面
Speed Bevel Right Handを付けてもらうには別途購入画面から連絡する必要があります。

住所入力欄の下部にあるOrderCommentsにSpeed Bevel Right Handして欲しい旨書き込みます。

“I want to Speed Bevel Right Hand in Jazz50”

と書き込めばOK。忘れられることもあるので、オーダー確認メールが届いたらそのメールに返信する形で再度”I want to Speed Bevel Right Hand in Jazz50″と送ってください。

BlueChip Picksの注文画面2ページ目

あとは支払方法を選択して終了です。到着まで(10日前後)わくわくしながら待ちましょう。

送料無料になる12月が狙い目です

BlueChip Picksは12月に海外発送の送料無料セールが開催されます。

条件は100ドル以上購入すること。

ジュリアンが使っている2枚とあと1つ試してみたいピックを選ぶと100ドル以上になります。

BlueChip Picksの注文画面3ページ目

合計105ドル。送料無料!

ただし到着までに2週間以上かかりました。

材質が変わってしまいました

2019年12月に再度BC Jazz50を購入したのですが、材質が変わり、音も変わり、全くの別物に。

左が2017年製、右が2019年製。色があきらかに違います。

BlueChip Picks2017年製と2019年製の写真
BlueChip Picks2017年製と2019年製の裏側写真

知らない間に仕様変更があったのか気になってBlueChip Pickに問い合わせてみたところ

材質や仕様は変更していない。2年間使い込んだから色と音が変わったんだろう。

との返信。

。。。。

。。。。

2017年製を知らなければ、これでも十分良いピックですが、「絶対試した方がいいおすすめのピック!」とは言い切れなくなりました。

これから注文する方は過度な期待をしないほうがいいです。

Q
ピックの選択なんですが、音色か弾きやすさかで迷っています。
弾きにくくとも、音色がよいならそれでちゃんと弾けるよう練習すればよいのか、もしくは弾きやすいピックでできる限り手元で理想の音色にしていくのがよいのか、ジョーイさんのオススメをお伺いしたいです。
A

これは悩ましい選択ですね。
私の場合、Allen HindsがJAZZIIIの黒を使っていたので真似して使うようになりました。それまではティアドロップ型を使っていたので弾きづらかった記憶がありますが、1週間もしないうちに慣れたと思います。BlueChipはJazzIIIと形もほぼ同じだったので、音色で使うことを決めました。

音色はそのピックの材質でしか出せないことも多いと思います。ピックの弾きづらさは慣れで解消されるので、音色で選んで1週間くらい弾いてみるといいと思います。慣れればそのまま。もしどうしても弾きづらければ弾きやすいピックに変えるという方法がオススメです。

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