2010年に発売した『ジャズ・ギター そのまま使える最強フレーズ』が再販されました。
本の表紙とタイトルは変わっていますが、内容(譜例、解説)は全く同じです。既に購入済みの方はご注意ください。
そのまま使える!! 至高のギター トレーニングフレーズ -ジャズ・アドリブ編-
Cキーの251に限定してジャズリックを80種紹介
ジャズフレーズを覚えることは演奏テクニックと耳を鍛えるために効果的な練習法です。
Cキーに限定することで各フレーズの違いを分かりやすくし、より効率的に耳に覚えさせることができます。
また五線譜の見やすさから音を視覚的にとらえるのにも適しています。
本書で紹介している80のジャズフレーズは全て市販されているギタリストのCDからコピーしたものです。
全く同じフレーズは著作権の都合上使えないのでアレンジはしていますが、どこかで聴いたことがあるフレーズに出会えると思います。
本書収録フレーズの演奏動画
Part1 王道のジャズフレーズ
Part2 センス重視のメロディアスフレーズ
Part3 最先端のコンテンポラリーフレーズ
Part4 16分主体の速弾きフレーズ
Part5 ダークな雰囲気が味わえるマイナーII-V
Part6 覚えたフレーズを実戦で活用しよう
ジャズフレーズの分析方法を追記
2010年に発売された初版はこれからジャズを始める人に向けた、ジャズフレーズを弾いて楽しむためのものとして作りました。
改訂にあたり、ジャズフレーズを分析するための知識(アプローチノートとターゲットノート)を簡単に追記しています。
そのため見開きで1フレーズという贅沢な作りになっています。
ジャズフレーズ分析の詳細はアドリブを学ぶ上で知っておきたいリックの分析と作り方で紹介しています。
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指とピッキングを追記
音源を録音した際の運指とピッキングを追記しました。
ジャズフレーズ1
YouTubeに公開している演奏動画とは違う方法なので、運指とピッキングの研究にご活用ください。
アプローチ法の用語を追加
あまり聞きなれない言葉もあると思いますが、以下の用語を簡単に紹介しています。
7ページ〜
- ネイバートーン
- パッシングトーン
- チェンジングトーン
- アンティシペーション
- ディレイドアタック
- サスペンション
96ページ
- エスケープトーン
- アポジャトゥーラ
120ページ
- タグノート
136ページ
- ディミニューション
- オーギュメンテーション
アプローチノートの詳細はスケールをもとにしたアプローチノートの仕組みと使い方で紹介しています。
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Part6の音源と原稿譜例
Part6は2012年に改訂された際に追加された内容になります。
ジャズフレーズを学びたい人におすすめ
本書は、「ジャズフレーズを弾いてみたいけどCDからコピーするのが難しい」、「いろいろなフレーズを1冊で楽しみたい」、「ちょっとした分析法も知りたい」という方におすすめです。
目次
PART1 王道のジャズフレーズ
PART2 センス重視のメロディアスフレーズ
PART3 最先端のコンテンポラリーフレーズ
PART4 16分主体の速弾きフレーズ
PART5 ダークな雰囲気が味わえるマイナーII-V
PART6 覚えたフレーズを実践で活用しよう
そのまま使える!! 至高のギター トレーニングフレーズ -ジャズ・アドリブ編-
- Qp22「隠し味で使うクロマチック」で、最初の音が4弦12フレットで始まっていますが、3弦7フレットから始めた方がポジションの移動が少なくて自然な感じを受けます。1番のチャーリー・クリスチャンの例と同様でしょうか?
- A
P22のフレーズは3~4拍目の音を目立たせるために、1~2拍目は4弦~3弦を使うポジションにしています。また3~4拍目がポジション移動の関係で少しスタッカート気味になるのも4弦12フレットを選んだ理由です。
ただ、滑らかに弾くにはご指摘のとおり3弦7フレットが自然だと思いますので、TAB譜は気にせず、好みのサウンドのするポジションを選んで弾いて頂いても問題ありません。
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