ジム・ホールのTangerine(タンジェリン)はアルバム「The Complete Jazz Guitar」の5曲目に収録されています。
メロディやアドリブを単音のみで美しく弾くアイデアや、ドラムの居ない編成を活かしたリズム楽器としての4分刻みのバッキングも学べます。
音源を聴きながらコピー譜を追ってみてください。
前テーマ・メロディ
ギターアドリブ・ソロセクション
15小節目のコードの捉え方
ジムホールはAm7を想定してアドリブと後のコンピングをしていますが、ピアニストはA7を想定しています。
A7とAm7を合わせてA7(#9)と表記することもできますが、ここではコンピングを優先してコードネームを付けています。
ピアノアドリブセクションでのコンピング
ベースアドリブセクションでのコンピング
バージョン違いについて
売当時のレコード(一部のCD)では[L][M]がカットされていますが、iTunesやAmazonで販売しているデジタルミュージックでは完全版になっています。
後テーマ・メロディ・エンディング
アルバム『The Complete ‘Jazz Guitar’』
現在でもCDが再販され続けている名盤。ドラムレス編成でのジムホールの演奏がたっぷり楽しめます。
この記事へのコメント
ありがとうございます、全然弾けないけど楽しいです。
なすさん、コメントありがとうございます。
楽しんでいただけたら幸いです