Db7コードでDbドミナントディミニッシュスケールを使ったリックとCm7-E7(#5)で使えるリックを紹介します。
Dbドミナントディミニッシュスケールを使った速弾きリック

1小節目のターゲットノートはDb7のコードトーン(5th-3rd-5th)。最後に#9thに解決させているのがポイントです。
このリックで使用している音のダイアグラム
Gトライアドを活用したドミナントリック

2拍目にGトライアドを使ったリック。トライアドはドミナントディミニッシュを使うときの常套手段です。他にBbトライアドがよく使われます。
Cm7一発でも使えるスーパーインポーズリック

2拍目ウラから4拍目頭まではEホールトーンスケールの音使いです。

音源と楽譜はCm7-E7コード上で弾いていますが、Cm7一発もので弾くとアウト感を演出するリックになります。
また2拍目ウラからのフレーズはDオルタードスケールの構成音になっているので、D7-Gm7にスーパーインポーズしていると捉えることもできます。
Dオルタードスケールを使ったD7-Gm7リック

おすすめのアルバム
ここでのリックが気に入ったらデニス・チェンバースの『アウトブレイク』がおすすめです。

Dennis Chambers – drums
Michael Brecker – tenor sax
Randy Brecker – trumpet
Jon Herington – guitars
Jim Beard – clavinet, Hammond B3
Will Lee – bass;
Arto Tuncboyaciyan – percussion
3曲目の「Groovus Interruptus」ではファンキーなドミナントリックが学べます。
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