ここではCm7一発でのマイケルブレッカーの演奏から
- 異弦同音を使ったリック
- アウトリック
- クロマチックを含んだ下降ライン
の3つを紹介します。
異弦同音を使ったリック
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2弦8フレットと3弦12フレットの同音を使ったリックです。サックスとはまた違ったニュアンスになるので、ギターらしいリックとも言えます。
DMa7を想定したアウトリック
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1拍目はCメロディックマイナースケール。2拍目からはDメジャースケールの上昇です。
Dメジャースケール
DメジャースケールをCm7から見たときの度数
1拍目をEメロディックマイナースケール、DメジャースケールをEドリアンスケールと捉えて、Em7にスーパーインポーズしているリックと解釈することもできます。
クロマチックを含んだ下降ライン
1弦12フレットのクロマチックネイバートーンを使ったリックです。4拍目はCハーモニックマイナースケール。m7コード一発のときは、ドリアン、メロディックマイナー、ハーモニックマイナーそれぞれを組み合わせてリックを作ることもできます。
おすすめのアルバム
ここでのリックが気に入ったらデニス・チェンバースの『アウトブレイク』がおすすめです。
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Dennis Chambers – drums
Michael Brecker – tenor sax
Randy Brecker – trumpet
Jon Herington – guitars
Jim Beard – clavinet, Hammond B3
Will Lee – bass;
Arto Tuncboyaciyan – percussion
1曲目の「Roll Call」でCm7一発でのフレージングが学べます。
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