Nelson Veras(ネルソン・ヴェラス)のクリニック動画3では、メシアンモードを使うときに気をつけていることと、今まで練習してきたシステマチックな練習について学べます。
動画と合わせて楽譜を追ってみてください。
シンメトリーにならないようにする
メシアンモードはシンメトリーなスケールなので同じ音型を平行移動させるだけで簡単にフレーズが作れます。
【0:10〜】
ネルソン・ヴェラスはあえてシンメトリーに聴こえない演奏を心がけているそうです。
【0:18~】
また、どんなコードの上で弾いているのかも意識しながら演奏しているとのこと。
【0:39~】
どうやって曲の中でメシアンモードを正確に使いこなしているんですか?
ミスもするよ(笑)
曲のコード進行に合わせて弾くこともあるし、その通りに弾かないこともある。そのとき自分が弾きたいハーモニーに進んだり、もとのコード進行に戻ったり自由に演奏しているんだ。
曲のコード進行に合わせて弾くこともあるし、その通りに弾かないこともある。そのとき自分が弾きたいハーモニーに進んだり、もとのコード進行に戻ったり自由に演奏しているんだ。
ハーモニーを自由に演奏するにはどうしたらいいのでしょうか?何かシステムがあるのでしょうか?
もちろんシステムも学んだし、聴くこととコピーすることにも多くの時間を使ったよ。
そしてそれらを自分の演奏で使えるように試したんだ。今まで弾いたことないものを弾こうとすることで、発見できることもあった。
そしてそれらを自分の演奏で使えるように試したんだ。今まで弾いたことないものを弾こうとすることで、発見できることもあった。
システマチックな練習
ネルソンはスケールを使ったシステマチックな練習もしていたとのこと。
【3:30~】
メジャースケールをハーモナイズドしたギターらしい基礎練習です。
移調する練習
スケールやモチーフを特定の間隔で移調させていく練習もしていたとのこと。
【4:03~(長2度)】
【4:20~(短3度)】
【4:26~(長3度)】
【4:32~モチーフを長2度で移調】
トライアドを使ったモチーフ
【4:44〜(長2度)】
【4:49~短3度】
【4:52~長3度】
スケールを使ったモチーフ
【4:49〜(長2度)】
【5:03~】
【5:09~】
【5:14~短3度】
スケールやトライアド、モチーフなどを特定のパターン(ここでは長2度、短3度、長3度)で移調していく練習をしていたとのこと。
自分の好きな調へいつでも移調できるようする練習、ぜひ取り入れてみてください。
この記事へのコメント