ミュートカッティングは、右手のストロークを一定に保ったまま、左手のコントロールでミュートする奏法のこと。
カッティングはギタリストなら一度は憧れるテクニック。ジャズではビックバンドの4分刻みコンピングに使われます。
「The Science Of Rhythm Guitar」チャプター4では、Paul Jackson Jr流のミュートカッティングを基礎からレクチャー。
左手の使い方をマスターしてミュートカッティングを楽しんでみてください。
左手のミュートカッティングデモ演奏
チャプター4はミュートカッティングのデモ演奏からはじまります。
Am7コード上でのミュートカッティング(0:00〜)
ミュートカッティングは、右手を一定に動かしたまま、左手のミュートを使ってシンコペーションやアクセントを表現します。
ポール・ジャクソン・ジュニアはこのテクニックを「レフトハンド・コード・ミューティング」と呼んでいます。
今演奏したものと同じコードをミュートカッティング無しで弾くと次のようになります。
ミュートカッティングを使わずに弾いた例(0:53〜)
今度は左手を浮かせたり押弦したりしてシンコペーションやアクセントを表現します。
ミュートカッティングを使ったデモ演奏2(1:30〜)
ポール・ジャクソン・ジュニアが絶賛するChic(シーク)のギタリスト
Chicは1976年から活動するファンクバンド。ギタリストはNile Rodgers(ナイル・ロジャース)です。実例としてGood Timesのカッティングを演奏しています。
ポール・ジャクソン・ジュニアが弾くGood Timesのカッティング(2:07〜)
ChicのGood Times
様々なコードでのミュートカッティング例
最後に各コードタイプでのミュートカッティングを実演してくれています。
CMa7(2:36〜)
Cm7(2:41〜)
Bb7(13)(2:47〜)
Eb9(#11)-AbMaj7(2:53〜)
「自分の好きなコードを使ってミュートカッティングを楽しんでみてほしい。」
続くチャプター5ではコードトーンを使った単音バッキングが学べます。
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