質問内容
「ギタリストなら、指板上のどの音からでもメジャースケールを即座に弾ける。しかもアイオニアンだけでなく全てのチャーチモードで」と聞いたことがあります。
そうなれるように頑張っているのですが、このときの奏者の意識は次のどちらに近いでしょうか?
- 弾こうとするスケールが図形的に指板上に見える。
- スケールの音名が最初に浮かび、それを瞬時に追っていく(指板の音名を全て把握していなければなりませんね)
- スケールの次の音との間隔(半音か全音)を頼りに弾いていく(これはないかな・・・)
図形的に見えています
私の場合は1の図形的です。音は階名や黒丸ではなく度数で見えています。
Cメジャースケールの場合
スケールをコードトーン+テンションと覚えているので、コードトーンとテンションが分かれて見えます。
CMa7のコードトーン
CMa7のテンション
メジャースケールに限らず、すべてのスケールをコードトーン+テンションと捉えることで、コードを感じさせるアドリブができるようになります。
ジャズは五線譜を使う機会が多いので、弾き続けていくと音名でも見えてくるようになりますが、はじめのうちは、コードと関連させやすい度数で覚えておくのがおすすめです。
コードの構成音もCMa7をド・ミ・ソ・シではなくルート・3rd・5th・7thと度数で覚えています。
各スケールの度数表記PDF
スケールはポジションの形ではなく、何度の音を弾いているのかを意識することが大切です。各スケール指板上を度数表記にしたのでご活用ください。
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